August 02, 2009
POTTO (時々RERE)Interview

人や動物の顔が服になったり、平面に置くと地上絵のように動物や花の形になる服、禅をテーマに長方形の布で作った服など独創的な発想で洋服をクリエイションし、一般のファンだけでなく同業者であるクリエイターやデザイナーなどからも熱い支持を集めるPOTTOデザイナー山本哲也氏(+REREデザイナー兼POTTOショップスタッフの枝光理江氏)のインタビューです。
















写真−絵になる洋服
−POTTOというブランド名の由来を教えてください
POTTOというのは猿の名前でPOTTOという猿の種類がいてそれが好きだったんです。動きが凄いゆっくりな猿なんですけど。
−ブランドコンセプトの「自由であること、心地よく暮らせること、DIYであること」の自由の部分について説明してください
「自由」という言葉はこうだからこうでないといけないとかそういう価値観とかが別に何でもいいんじゃないかなって思うんです。
−全部自分達の手でやる(DIY)ということに対してのこだわりを教えてください
特に決めたわけではないんですけど最初からそうなので自然にそれが続いていて、自分で作る方が早いというのもありますし。今は全て自分の手で作っているので1つ1つの作品に凄く愛情がこもっている感じがあるんです。洋服って下手すると物というか商品になって工業製品みたいな部分もありますので、工場に出すというのが自分の中では今は自然じゃなくて。ただそこに特別にこだわりがあるわけではないです。
−売る為に作っているという意識はないのですか
その辺は凄く難しい部分なんですけど・・・作品としてという物もありますし、売る為に作っている物もありますしその辺は自分でも複雑なんですけど。
−以前はJFWでショーをやられていましたよね
JFWが始まって3回目まではやっていました。最近はショーをやっていないです。
−その時はなぜショーをやっていたのですか
ショーはずっとやっていてブランドを始めたのがショーを始めたのと同じだったんです。JFWとか東京コレクション関係なくショーはずっとやっていてブランドを始めるというよりはショーをやりたいっていうのが大きくて、洋服はずっと作っていたんですけど、作るだけだったんで何かやりたいなって。それが2001年のことなんですけど。
−ショーをやらなくなった理由はなんですか
ショーをやってそれが売り上げに繋がるのが無かったのが一番の大きな理由です。
−もともとショーをやろうと思ったきっかけはなんですか
ショーがやりたいっていうのが理由ですね。服を作りたいというよりは何か表現したい。洋服は服を作ってショーをやることで自分がやりたいことが出来るんで。自分の作る服は凄い着やすい物を作るというのではなかったので。
−毎回のショーにはお客さんを招待されていたのですか
ショーには毎回200人、多いときで300人くらい招待していました。
−ショーをまたやりたいという思いはありますか
またやりたいという気持ちはありますが今はまだそういう気持ちはないですね。
−半期毎にテーマを決めてというのは最近はやられていないのですか
作るのは作っているんですけどテーマを決めて何かをやったりというのは昨年絵になる服というのはやりましたがその前はあまり作ってなかったですね。ショーをやらなくなって今の場所に引越しをして実際にお客さんに直接見てもらうお店をやり始めたのでそっちのことを一生懸命やってて。それ以前は結局ショーを見せて終わりでしたので。
−絵になる服を作ろうと思ったきっかけ、どこからそういうアイデアが生まれてきたのですか
絵になる服というのは元々洋服なんだけど着なくてもいい物、洋服は着れて始めて洋服みたいな価値観がずっと言われてたんですけど自分の中では別に着なくてもいいんじゃないのかなって思っていたのがあって、別に着れなくても服は服だし、着ないから良くない物だっていうのが嫌でそういう物を作りたいなっていうのと、自分が絵が急に興味が出て来たというのがあったんです。自分は絵を描けるわけでもなくただ絵が好きだったので絵になる服というアイデアが出てきたんです。
−絵になる服はパターンはあるんですか
パターンも作っています。最初に絵を描いてそれを拡大してどこをどう洋服にするのかというのを考えながら少しまた絵を直してという感じです。完全に絵が先に来ていてそれを服に出来るのか出来ないのかというのを考えて。洋服のパターンを考えるのは難しいんですけど楽しいですね。着た時にもただ着れてるだけじゃなくて、いいなって思えるような服にしてって感じです。
POTTO - http://www.potto-web.com/
続く
interview,text/Masaki Takida
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