August 03, 2009

POTTO (時々RERE) Interview -2-

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POTTOインタビュー第2回です。山本氏が考える服の定義や影響を受けたデザイナーなど。POTTOショップオリジナルブランドであるREREについても語られています。

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写真-禅をテーマにパターンではなく、全ての服が、1枚の長方形だけで出来ている。カットせずにその布に切込みを入れ、手縫いによって形作っている。

−山本さんの考える洋服の定義について教えてください

定義という物は特にないです。その人が服だといえば服だと思うんです。実際自分も凄い好きな服とかは着なかったりするんです。

−それは見る為に買うんですか


見ることもあまりしないんですけど・・・。

枝光−女物も揃えるんですよ。私に似合いそうだから「着ていい」って聞いても駄目って言われるんです。

−そのコレクトしてる洋服の定義はなんですか

なんでとかはないんですけどつぼみたいのがあるんですね。最近はあまり揃えてないんですけど・・・

−ブランドで言うとどういうものですか

Martin MargielaであったりBernhard Willhelmとかですね。古着屋とかで見つけたときに買ったりしていました。コレクターというわけでもないんですけど自分が着るという感覚でもないんです。

−それはその2人のデザイナーから影響を受けたからという理由ですか

Margielaの初期の作品に影響を受けていて、Bernhardも好きだったんです。でも一番影響を受けたのは誰かと聞かれたらVionnetです。

−Vionnetですか・・・

凄い革新的なことをやっているしパターンも面白いですし。ドレス的な物も本当は凄く好きなんです、でも自分がやるのはリアルではないので・・・。

−最初の頃と比べると洋服のスタイルは変わりましたか

作る物は全然変わりましたね。ベースは同じかもしれないですけど表現の仕方は変わって来ていると思います。最初の頃はぬいぐるみでファーのコートを作ったりというのをやっていたりスニーカーのコルセット作ったり、ぬいぐるみのテディーベアの型紙だけで洋服を作ったりとかをやっていました。

−ぬいぐるみの型紙で洋服を作られるんですか


ぬいぐるみのパターンてありますよね。それを洋服のパターンを使わずに組み合わせて繋いで形にして洋服にしたんです。

−お店を始められた理由ってなんだったんですか

一番は直接お客さんに触れてもらうってことですね。

枝光−ショーをやってバイヤーさんやジャーナリストさん、お客さんもたくさん来てくれるようにはなったんですけどそれで終わりなんですよ。POTTOはショーをやっていたんですけどいざ売れないから私がスタイリングで使ったりとか私が着てたりしたんですよ。そうしたら周りから凄い欲しいとか作って欲しいとか言われてそれがジレンマみたいなとこがあって。だったら小さくてでもいい、家の一室でいいから直接売れるところがあったらって。ショーがやりたいとは言ってるんですけど実際着てもらいたいのもあってやりたいと言いだして。私自身スタイリストも嫌になってきた時期でもあったのでこういうのをやろうかって。誰かに着てもらって嬉しいというのはやっぱりあると思うので。お店にはPOTTOとREREがあってお店はメインでREREをやっています。

−お店のコンセプトについて教えてください

生活することと作ることというのを一緒にしたかったということですね。服作ることにしても絵描くことにしても物作るのも同じことで。

−お店をやることによって価値観とかって変わりましたか

実際に着てくれたり、買ってくれたりお客さんに直接接するようになって細かい部分まで気にするようになりました。

−REREを始めたのはいつですか

枝光−それはここを始めたときと同じです。自分がスタイリストだったんですけど自分の考えてることと生活していることとスタイリストという商業ビジネスとのギャップが凄くて病気になりそうだったので自分で地道に出来ることをやりたいなって思ったのがきっかけです。エコだからというのではなくて可愛いのが結果的にエコだったみたいな物を作りたかったんです。

−REREのコンセプトについて教えてください

枝光−大きくしようと思うからひずみが出来るんじゃないかと思うんです。だから小さく自分達の出来る範囲でひずみの出ない自産自消みたいな感じで、コンセプトは出来ることをやるみたいな感覚です。自分がフェアートレードに興味を持ったときってエコショップに行ってたんですけど興味ない人は本当に行かなくて、可愛いとかファッションとかみたいな感覚で着て、偶然布ナプとかオーガニックコットンの物などを知らずに買って興味出ることって些細なきっかけだったりするので、それは自分もそうだったので、人形が何で可愛いんだろうって思ったらフェアートレードでそこから好きになったりとか。ここがきっかけで色んなことを意識するようになってくれた人もいますし私自身もそういう方と情報交換することによって色んなことを学んでいます。

−REREは枝光さんが作られているんですか

私が絵を描いて山本がパターンを起こして作るという感じですね。私はあまりデザインにこだわりをもっていなくて逆に可愛いだったり、もてたいだったり、着たいだったりスタイリストをしていたのもあるので女の子の気持ちが分かるので。抽象的に軽く絵を描いて伝えるだけなんです。シーズンとか展示会とかもしないで出来ることをしてる感じです。

−REREもPOTTO同様一点物という感覚が強いのですか

枝光―REREは生地次第という感覚ですね。全てハンドメイドだから一点物を打ち出しているわけではなくてパターンがあるのでまたいい生地があったら作ってという感じです。REREはシーズンが違うから作らないとかじゃなくて良いと思う物はシーズンを超えて昔の物でも作ったりしますね。
POTTO - http://www.potto-web.com/

続く

interview,text/Masaki Takida

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