August 04, 2009
POTTO (時々RERE) Interview -3-













−山本さんがインスピレーションを受けるのはどういうところなんですか
普通に生活している中でですね。本読んだりとか。普通にずっと考えていて面白そうだなとか。
−人が見て面白いとか楽しいって思えるような物を作りたいっていう感覚はあるんですか
面白いなって思ってもらえる物を作りたいなっていうのはありますね。自分もそういう物が好きなので。
−自分で着る服を作ったりはしないのですか
自分が着る為に作ったりとかはないですね。メンズは作っているんですけど。着たいものの範囲でいいなって思う物を作ってはいるんですけど。
−女性の洋服については女性像を意識されていますか
枝光−POTTOの洋服には女性像とかは特にないんです。誰が似合う服とかそういうのもまるっきりなくて、女性がきれいに見える服とかは意識してないですね(笑)。
−女性の見え方を意識された洋服作りはあまりされてこなかったのですか
最近はその部分も意識していて次は女性が綺麗に見える洋服を作ろうと思っています。女性像というのがテーマなので。言葉で表現するのは難しいんですけど。その中にもPOTTOなりの遊びはあると思います。
枝光−でもそれは山本流の判断なのでもしかしたら女性が綺麗に見えるというのは外している可能性もあると思います(笑)。
今までは服によっていて服が面白ければという感覚なところはあったんですけど、今回は人によった服作りをしています。
−テーマ性って重要なんですか
今はあまり重要じゃないんですけどブランドを始めてからショーをやってた頃は重要でしたね。最初にテーマを決めるわけじゃないんですけどこういうのが作りたいなっていうのがあってそこから何をやりたいのかを探っていくという感じなんですけど。絵はほとんど描かないんですけど最後のまとめ的な感じで自分の為だけに絵を描いているんです。普通は逆だと思うんですけどそれは自分で全てやってるから必要なくて。忘れないように描いたりはするんですけど。言葉では最後まで出てこなくて最後に言葉でまとめるという感じですね。テーマが決まるのは最後ですね。
−レザーやファーなどの素材を使わない理由はなんですか
最初は何も考えずにやっていたんですけど自分にとって必要の無い物はだんだん整理が出来てきた感じです。自分でも着ないですし。でもそれ自身(レザーやファーを使わないこと)がテーマになったりとかはなくてそれは自分の問題なのでそれを打ち出したりもしたくないです。普通のこととしてやっていきたいなって思っています。
−POTTOの作品は自分自身を表現する物という感覚ですか
その時の自分が思っていることですね。
−それによって自分が何か訴えたいという気持ちもあるのですか
基本的にはそういう気持ちがどこかにあります。言葉に出来ない気持ちを作品を見て何かしら感じて欲しい。作品をコミュニケーションだとして、それを積極的にやりたい時もありますし逆にそういうことをしたくないときもありますね。コミュニケーションしたくないから何かを作るときもありますし、目的があって作りたくないときもあります。
−ぬいぐるみやスピーカーなど洋服以外のものを作ろうと思うのはなぜですか
自分の中であまりそれを分けて考えていなくて、理想的なのは洋服も作るし他の物も作る。それが全部同じ物として見られるのが一番嬉しいですね。
−山本さんはデザイナーですか
デザイナーということになっているんですけどその言葉自体に凄く違和感はあります。デザイナーというのが良く分からないところがあって、服を作るのがデザイナーであるのであればデザイナーですし、デザイナーというのは何かを作って売れないといけないというのであればデザイナーじゃないのかもしれないですし。人に手渡すことを前提にみんなが欲しがる物を作るのがデザイナーだったら僕はデザイナーじゃないと思います。
POTTO - http://www.potto-web.com/
photo/Takahito Sasaki interview,text/Masaki Takida
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